プログラミングを行うためにパソコンを用意しましょう。
パソコンの種類
パソコン（Personal Computer）は、形やサイズで分類できます。
- 小：ノートパソコン
- 中：デスクトップパソコン
- 大：サーバー
プログラミング学習で使うパソコンとして、最初は小さくて持ち運びやすいノートパソコンがおすすめです。
自宅だけでなく学校や図書館、カフェなど様々な場所に移動して使用できるので、コンパクトなノートパソコンが便利でしょう。
AI（人工知能）の開発を行うなど、高性能なパソコンが必要になった場合はデスクトップパソコンなども適しています。
OSの種類
パソコンには、文字を入力したり画面を表示するなど、パソコンの基本的な動作を実現するために「OS」という基本ソフトが入っています。
OSには様々な種類がありますが、パソコンでよく使われているOSには、
- Windows（ウィンドウズ）
- macOS（マックオーエス）
- Linux（リナックス）
などがあります。
Windows
プログラミング学習の入門段階では、広く普及しているWindowsのパソコンがおすすめです。
Windowsは使っている人が多いので、フリーソフトもたくさん提供されています。
とりあえずWindowsを使ってみて、必要に応じてmacOSやLinuxも使ってみたら良いのではないでしょうか？
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macOS
Apple社の「MacBook」など、macOSが入ったパソコンは、iPhoneのアプリを作るときに必須となります。
Apple社のスマートフォン「iPhone」には、「iOS」というOSが入っています。
iOSに対応したアプリを開発するには、Apple社の「Xcode」という開発ソフトが必要になります。
XcodeはmacOS上でしか動作しないので、macOSのMacbookなどが必要になります。
将来的にiOSアプリを開発してみたい方には、macOSのパソコンもおすすめです。
逆に言えば、今すぐmacOSやiOSのアプリを開発する予定がなければ、Xcodeを使う必要がないので、macOSは不要です。
しかし、macOSのパソコンはiPhoneアプリ以外の開発でも普通に使えるので、Windowsの代わりとしてmacOSを使ってみるのもありでしょう。
macOSは「Finder」というファイル検索ソフトが使いやすいので、Appleストアなどに行ってmacOSのパソコンを触ってみて、Windowsと比較してみてください。
Linux
Linuxは、ホームページ（Webサイト）を公開するときに使うWebサーバーなどに入れて利用します。
Linuxはサーバー以外でも使えますが、プログラミング学習の用途では、最初はWindowsやmacOSのパソコンから使ってみることをおすすめします。
学校や仕事などでLinuxを使っており、周りにLinuxについて聞ける人がいる場合は、最初からLinuxを入れたパソコンを使ってみてもOKだと思います。
たのプロはWindowsで説明
たのプロでは、iOSアプリの開発以外は、基本的にWindowsパソコンを使って話を進めて行きます。
中古パソコン
どのOSを使うか迷った場合、とりあえず新品のパソコンではなく、安い中古パソコンで試してみるのも一手です。
中古パソコンを購入する場合、秋葉原（東京）や日本橋（大阪）などの電気街で現物を見てみるか、ヤフオクで探してみてください。
流通量から検討すると、中古のWindowsノートパソコンならパナソニック（日本製）を比較基準にして選ぶと良いと思います。
パナソニックのノートパソコンは、法人で使っていた商品も多いので、選択肢が増えるかと思われます。
ノートパソコンのバッテリーは消耗品なので、稼働時間の短い中古品を選ぶと良いでしょう。
（バッテリーが消耗している場合は電源アダプターをつなげないと動作しないので、せっかくノートパソコンを買っても持ち運びに適しておらず、意味がないかも？）
